wildcat’s blog

やまねこの日々をつらつらと

ピットワーク エンジンリフレッシュ施工してみた

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先日インマニを洗浄しましたが、満足できる結果になる前に、時間切れとなってしまいました。
プラグは新品になったものの、どうも最近、アイドリング時のエンジンの振動が気になる。


そこで「藁にもすがる思い」で、これを試してみることに。
というのも、あの汚れを見てしまっては、こんなモノでとても取り切れるとは思えないので。

 

あの汚れ

 

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それにもしかしたら、シリンダー回りのカーボンを落として、圧縮のばらつきが改善したら、アイドリング時の振動も軽減できる。ということを期待しての施工です。

 

 

1 準備 その1

 

 まず適当なつっかえ棒を用意します。

 薬剤を注入すると、アイドリングしなくなるので、適当な角材でアクセルを固定できるようにしました。

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ここで、エンジンをかけてアイドリングを調整しておきます。

 

 

2 準備 その2

 薬剤を注入する場所を探します。

 薬剤を注入する場所ですが、スロットルボディ手前のほうがいいです。その方がスロットルボディに付着した汚れを落とせますから。

 

適当な場所として、画像で囲んだ場所からにしました。

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 下の方で示していますが、ドライバーでバンドを緩めると、簡単に取り外せます。
もし堅いときは、8㎜も使えます。

 

 

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上の画像が取り外した状態です。
ここに、チューブを差し込んで、ウェスで回りをふさいだ状態で施工します。

さて、手前の部品、というかプラスチック製のボックス。
何だと思います?

長らくナゾだったんですが、中身は空っぽでした。何かのチャンバー的な役目があるんでしょうか?
こんな風に簡単に外れますが、部品はインテークパイプの方と一体でASSYでしか出ません。

 

 

3 注入しましょう

 

施工には専用のチューブが必要になります。

これ、赤い方を缶に接続して、もう片方は、薬剤がミスト状になるように細かい穴が開いています。

なんか長いな~と思って、途中で切らないようにしましょう。

 

 

施工方法は、缶に印刷してありますが。

1 10分程度アイドリングしてエンジンを暖める

2 エンジンをかけたまま、ボタンを押して薬剤を注入しはじめる
 その際、アイドリングが続くようにスロットルを調整する(1500~2000回転くらい)

3 薬剤が注入し終わるまで待つ
 (軽く10分以上かかります)

 

こんな感じです。「ホルダーセットしなさい」と説明書にありますが、倒れない場所に置ければ、こだわらなくてもいいんじゃないかな?

 

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薬剤の注入が終わったら、10分程度アイドリングを続けます。

その後エンジンを切って、部品を元に戻し、再度エンジンをかけて、空ぶかしをしながら徐々に回転をあげていきます。

決まった作法があるようですが、知らないので自己流です。

 

4 効果のほどは?

 

 

さて、このエンジンリフレッシュという商品。
正体は何なのか、ちょっと調べてみました。

主成分は「ジメチルエーテル」「ブチルセロソルブ」とあります。

 

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このうちジメチルエーテルは、スプレー缶の噴射剤。
ブチルセロソルブが沸点がちょっと高い溶剤のようです。

ワコーズ、クレ等々似たような商品がありますが、今回コレにしてみました。もしかして他の他商品も同じ成分?

肝心の効果ですが、しばらく乗ってみないと何とも言えないです。
しばらくしたら、レポートするかもしれません。