wildcat’s blog

やまねこの日々をつらつらと

パンク修理の方法とかやり方とか スペアタイヤがなくなって自宅でできるようになったお話

 

 

 

 


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さて、パンクした経験あります?

それで、どうしました?

 

いくつか方法ありますが、ここから先の話は、自分でパンク修理をする話です。

 

1 はじめに

 

 とにもかくにも、クルマを安全な場所まで移動させてください。少なくとも車が行き交うような場所はアウトです。

 あと、できればジャッキアップすることになるので、コンクリートアスファルトの地面の場所にしてください。

 安全には、気を遣うというのは最低限のことです。最悪、命に関わります。

 

 

 

2 必要な道具です

 

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パンク修理セット

 BAL / 大橋産業 パワーバルカシールタイプ。他にもエーモンからも販売されています。どちらもホームセンターで手に入ります。
 

 
プライヤ-(しょぼいので十分です)
 
マイナスドライバー(これもしょぼいので十分)

 

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 ウェス(いろんなもののふき取り用)。なければティッシュでいけます。

 カッターナイフ

 

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 あとは、車載のポンプ。タイヤレンチ。ジャッキがあれば充分です

 

 

3 修理のやり方

 

いよいよ修理のやり方です。

まず、できればパンクしたタイヤを外します。外さなくてもできますが、非常にメンドクサイです。

 

① 空気が漏れている場所を特定する

 

 

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 これが、最初にして最大の関門です。漏れてる場所さえわかれば、修理は半分以上終わったも過言ではありません。

 画像のように、何かが刺さっている場所を探しましょう。マイナスドライバーやプライヤーを使って抜きます。

 

が、

 

タイヤに空気が残っていれば、刺さっているモノを抜いた瞬間に「ぷしゅ~」っと空気が抜けてきます。残っていなければ、ポンプで空気を入れてみます。

 

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 画像のように洗剤を混ぜた水をつけると、泡がぷくぷく出てきます。

出てこなければ、次の場所を探しましょう。

 

ここで、注意!

 

 異物を抜いたすぐだったら、刺さっている場所を憶えていますが、すぐにどこだったかわからなくなります。

 ですから、できれば抜く前に、漏れているか確認した方がいいですよ

 

 

② あとはパンクセットの説明書どおり作業する

 です。

 

 

 で終わってもいいんですが、いくつか作業のポイントを

 

 

 異物を抜くときに、刺さっている方向を記憶しておく

 

 異物はまっすぐ刺さっていません。必ずといっていいほど、斜めに入っています。その方向のとおりに、修理剤を差し込まないといけません。

 

方法は、まず修理剤が入るだけの穴を広げます

このとき、接着剤をつけながらやっていき、穴の中に接着剤を塗り込んでおきます

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次に修理剤に接着剤を塗り込んで、先ほど広げた穴に突っ込みます

 

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 次にひねらずにまっすぐ治具を引き抜くと、修理剤だけが残って穴をふさいでくれます。あとは、余った修理剤をカッターで切り取ります。めんどくさければそのままでもいいかもしれません。どうせ使っているウチに無くなりますから。

 

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あとはポンプで空気を入れて、タイヤをもどしたら終了です。

 

ここで再び注意!

 ポンプは、あくまで非常用として用意されているものです。簡単に言うと能力的には、すごいしょぼいものです。ですから、空気圧ゼロから規定圧まで一気に空気を入れると、ポンプが過熱して壊れる可能性があります。ですから、1分動かしたら1分休みをいれるくらいのほうがいいですよ。

 

4 最後に

 

 一度パンクしたタイヤって強度が落ちているんでしょ?

 

 とおもうでしょ?

 

 そりゃ~あり得ることはあると思いますよ。例えば異物がタイヤの中に入っているワイヤーを切断した場合なんかは、確実に強度は落ちていますね。ただ、そんな場合はそもそもパンク修理は不可能なくらい、タイヤが破損していると思うんです。

 実際、両手じゃ足りないくらいバイクたクルマのパンク修理やりましたが、パンク修理あとから空気漏れしたとか、タイヤが破損したとか、一度も経験したことありません。高速道路もバリバリ走ってました。

 

 そのくらい、修理剤を差し込んだ場所は、タイヤと一体化してます。