wildcat’s blog

やまねこの日々をつらつらと

パナソニック ドラム洗濯機 乾燥できなくなったら

いや~ドラム式洗濯機って便利ですね~

洗濯から乾燥までボタンひとつですよ!

 

でもね、使っているとだんだん乾燥が甘くなってくるんです。しまいには、乾燥が終わったはずなのに、しっとり濡れている状態に。

これは、どの機種にもかならず当てはまる症状です。

 

 

1 普段掃除プラスアルファはこれでOK

2 それでもホコリは積もっていく

3 本格掃除、始動します

4 ホースを外しましょう

5 周りにあるビスを外していきます

6 隠しビスに注意

7 乾燥ユニットが見えました

8 ようやく現場が見えました

9 ここから本来の作業開始

10 元に戻していけば終わりです

 

 

 

いえ、ちゃんと毎回掃除してますよ。目の粗い方と奥にある細かい方ね

問題は、そこじゃないんです。

 

こたえはもっとおくのほぉ♪

フィルターのすっとおくの奥のほぉ♪

ほこりはそこにたまってる~♪

フィルターのすっとおくの奥のほぉ♪

 

というわけで、ドラム型洗濯機を買うと必ず遭遇するフィルター掃除のお話です。

 

 

 

 

1 普段掃除プラスアルファはこれでOK

 

 

え?フィルター掃除してないからでしょ?

と思ったでしょ。

いえ、ちゃんと毎回掃除してますよ。目の粗い方と奥にある細かい方ね

箱形のフィルターを外すと奥の方に目の細かいフィルターがあります。

普段の清掃は、これでできます。取説にもちゃんと書いてあります。

 

しかし、それでもホコリが積もっていくんです。

 

 

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では、どうするか?画像のように奥側の赤○のところ。ビスを2本外すと格子状の部品が取り外せます。

あとは、歯ブラシなんかでひたすらこそぎ落とす。

フィンが柔らかいので、つぶさないように気をつけましょう。

 

 

 

 

 

2 それでもホコリは積もっていく

 

 

1の掃除を数回繰り返すと、「掃除したのに乾燥できない」状態になります。

「ついに故障か!」「修理を頼まないといけないのか?」「それとも買い換え?」

いいえ、まだまだ取り切れないホコリが奥の方に詰まっているんです。

 

 

3 本格掃除、始動します

 

 

というわけで、ここから詳しい手順の説明です。少し道具が要ります。

○プラスドライバーとマイナスドライバー

○ペンチ

○使い古した歯ブラシ

○ペットボトルとか大量に、かつ勢いよく水を噴射できるもの

○タオル数枚

 

 

4 ホースを外しましょう

 

 

の前に!

コンセントを抜いておくことも忘れずに!

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ではさっそく、作業開始です。

画像にある水道水と風呂水のホースを取り外します。

風呂水のホースは、単に取り外すだけですが、水道水のホースは元栓を閉めておかないと、大変なことになります。

かなり堅いと思いますが、ホースごと回す感じでいくと、すんなり外れてくれます。

 

 

5 周りにあるビスを外していきます

 

 

赤↑で示していますが、他にもあるはずです。ウチのはパナソニックですが、だいだいどこのメーカーも同じです。

 

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6 隠しビスに注意

 

 

場所によっては、画像のような部品を差し込んでビスが隠れるようになっています。

マイナスドライバーなどで、こじってやると抜けます。

 

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あとは、奥側からフタをあげていく要領でこじっていくと天板が取れるはずです。動かない場合は、無理に動かさずに、取り残しのビスがないか確かめましょう。

 

 

7 乾燥ユニットが見えました

 

 

うまく天板を取り外せると、こんな感じで内部が見えます。向かって右側が乾燥ユニットです。

上がフタになっているので、周囲をよ~く観察しながらビスを取り外します。

 

 

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ちょっと気をつけないといけないのが、この部分。

左側のホースを取り外します。クリップがあるのでペンチでつまんでずらしてから取り外します。

もうひとつはセンサー(温度)です。ゴムが付いているので、このゴムごと抜きます。センサーだけ抜こうとすると、100%断線しますね。気をつけましょう。

 

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8 ようやく現場が見えました

 

 

赤で囲んだ方が、エバポレーター。冷たくなる方です。

黒で囲んだ方が、コンデンサー。暖かくなる方です。

余談ですが、エアコンの場合、コンデンサーが室外機。エバポレーターが室内機に入っています。

 

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それでは、どんな状態か拡大してみましょう

 

 

 

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こんな感じになってました。ほこりがびっしりついているように見えますが、これでも定期的に清掃しているんです。

 

 

 

9 ここから本来の作業開始

 

 

周囲にほこりが飛んでいくので、ぬれタオルで養生してから作業開始です。

とにかく、ブラシを駆使してほこりを取り除いていきます。表面的にはきれいになったように見えても、奥の方にはホコリが詰まっているので、勢いよく水を噴射しながら、きれいにしていきます。

 

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ここまで分解することは、そうそうないので時間をかけて掃除していきましょう。

最後の方では、糸くずというよりも粉みたいなものが出てくるので、ひたすら水を流しながら掃除します。

 

そんなに水をかけて良いの?

と思うかもしれませんが、水は洗濯機の排水口につながっていますから心配無用です。

 

 

 

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濡れているのでわかりにくいですが、かなりきれいになりました。

 

 

最初の画像の状態からつまんでとれたほこりだけでこの量です。水で流れていった分も含めるとさらに多くなります。

 

 

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10 元に戻していけば終わりです

 

 

あとは、ビスを落とさないように、付け忘れがないように気をつけながら元に戻していけば完了です。

きっと買った当初の性能に戻っているはずです。

 

いかがでしょうか?

時間はかかりますが、やってみる価値はあると思いますよ。