リア ドラムブレーキの調整してみた ダイハツタントの話
画像はフロントですが気にしないでください
きっかけは、リアブレーキの効きが甘いというか、ブレーキバランスがえらくフロントよりになってるな。というのでした。
あと、パーキングブレーキが、奥の方になっているのを調整したかった。というのもあります。パーキングブレーキだけなら別の方法で調整できますが、今回は、ブレーキシューとドラムのクリアランスをギリギリまで狭くする方法をとってみます。
ともかくブレーキドラムを外さないと始まりません。
1フタをマイナスドライバーでこじってあける
2緩み止めの割ピンをはずします
中心のナットを外しますが、19㎜のソケットが必要です
が、写ってませんね。車載工具のタイヤレンチが使えます。
ドラムが外れるとこうなります
ただし、こんなきれいな状態でなく、ブレーキダストですごいことになっていますから。
画像に写っている部品がパーキングブレーキの自動調整をやっている部分です。
こんな感じでかみ合っている歯をこじって調整します。
ただ、このタイプは超アバウトな調整しかできません。
1~2ノッチくらいしか調整幅がないですね。
それ以上追い込もうとしても、今度はドラムが入らなくなります。それにちょっと気を抜くと、一番緩い方向に戻って言ってしまいます。ホントやりにくいです。
でも、ブレーキ踏んでパーキングブレーキ引けば勝手に自動調整されるんですけどね。
気が済むまでいじったら、ドラムをかぶせて、ナットを締め込んでいきます。本来ならきちんとトルク管理しないといけませんが、割ピンが入る場所が限られているので、「これ以上締め込むとやばいんじゃ。」と思うあたりでちょうどいい位置に割ピンが入る場所になるので、それほど神経質にならなくていいと思います。